by suisei09
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終電を逃して五反田からタクシーライドしようと行列してたら。
その近くで喧嘩があったようで、警官が十人強。 中心には男性が二人、なだめられてました。 それはまあ、たまにある風景としていいんだけど、 そこにハンディカメラを持った若い男二人が近寄ってきました。 男たちは酔ってるみたいで、だらだらとカメラを回しながら、 「喧嘩ですねー」 「どうせしょうもない理由なんでしょーねー」 とかビデオ回しながらやってるわけです。 んで、 「んじゃちょっとインタビューしてみましょうか」 「いいですねー」 って感じで、 周りにいた警官?警備員?だったかに、 「どうっすか?」 とか聞いてるわけです。 もちろん喧嘩の現場はぴりぴりしていて、 その聞かれた人も「やめろ」とかいうわけなんですが、 男二人は 「怒られちゃいましたねー」 「別に悪気はないっすよー」 とか言ってるんです。 それから喧嘩の当事者たちの近くで、 「いやー、やってますねー」 とかいって撮ってました。 ぼくはそこら辺でタクシーに乗ってしまったのですが、 非常に不愉快になりました。 ダラダラしたノリがまず鼻についたのですが、 それ以上に、ビデオカメラというモノで、 撮る行為がもう……。 仮にテレビの制作会社の人だったとしても、 全然面白くないシーンを撮ろうとしているわけだし、 一般人(の可能性がでかいですが)だったとしたら、 それはもう、死体の周りで写メ撮ったり騒いだりしてるのと、 なんにも違わないんじゃないかと。 これはジャーナリズムでもなんでもなくて、 他人に対する侮辱であって、 さらに自分たちはあくまで蚊帳の外を主張する、 最低の行為だなと。 これがね、なんかね、 ユーチューブとかにアップされてね、 んで「面白い」だの、「面白くない」だのと 評されるようなことになるのだとしたら、 残念だなー。 とっても不愉快だったなー。
by suisei09
| 2008-12-21 16:49
| 表現に震える
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